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Carbonite™ Endpoint Backupの管理がさらに簡単に
サービスとしてのソフトウェア(SaaS)アプリケーションの普及とともに、ユーザーとユーザークレデンシャルの管理がますます複雑になり、煩雑で時間のかかる作業となっています。さらに、従業員の退職時に複数のプラットフォームやアプリケーション、システムのプロビジョニングを解除する場合、非効率的でエラーが発生することが多く、従業員の不満につながっています。
SaaSアプリケーションとツールの進歩により、従業員のリモートワークが促進されてきましたが、IT管理者は依然として幾つものプロセスを手作業でバランスよく処理しなくてはならず、複数のドメインやアプリケーションにわたってユーザーデータが一致しない事態も生じています。すなわち、IT管理者が求めているのは、組織全体でユーザー管理やアクセスを効率よく行うための手法です。
ユーザー管理の簡素化とセキュリティの強化
Carbonite Endpoint Backup バージョン10.12には、SCIM(クロスドメインID管理システム)プロビジョニング機能が導入されています。Carbonite Endpoint Backupライセンスに含まれるこの新機能により、ユーザー管理が簡素化されセキュリティが強化されたことで、組織のデータ保護ニーズを容易に管理できるようになります。
SCIMプロビジョニングは、Azure Active DirectoryやOktaなどの主要なIDおよびアクセス管理ツールで使用できます。この機能により、IT管理者は次のことを容易に達成することができます。
ユーザーの作成、更新、削除を自動化して、手作業と人的エラーを削減
ユーザーの役割に応じて権限を割り当て、セキュリティとアクセシビリティを強化。
退職したユーザーのアクセス権を迅速に削除することで、ネットワークセキュリティを強化
Carbonite Endpoint Backupのプロビジョニングは、かつてなく簡素化されました
エンドポイントのバックアップ: サイバーレジリエンス戦略に不可欠なコンポーネント
Carbonite Endpoint Backupは、MacやPC、ならびにそれらの機器にあるデータを包括的に自動でバックアップし復旧するソリューションです。オフィス、自宅、旅行先など、従業員がどこで作業していても、データはバックアップされ安全が確保されます。
OpenTextのソリューションは、大きな負担を担うITチームを念頭に構築されています。セキュリティを確保して組織のITチケットを軽減するために多くの機能を備えています。ユーザー自身によるリストアや一元管理のバックアップをはじめ、紛失や盗難に遭ったデバイスの位置情検出やリモートワイプまで、ユーザーの自己解決を可能にしつつ、データの安全を確保することができます。またSCIMプロビジョニングのレイヤーが追加されたことで、絶えず変化する環境においてユーザー管理がさらに容易になります。
効果的なサイバーレジリエンス計画にエンドポイントバックアップは不可欠です。サイバーレジリエンスとは、サイバー攻撃や偶発的なデータ損失に耐え、迅速な復旧が可能であることを意味します。OpenTextのCybersecurity製品は、あらゆる種類のサイバーセキュリティソリューションを提供することで、データを保全し、安心な暮らしを支えます。
Carbonite Endpoint Backupについての詳細については、製品ページをご覧ください。製品やデモに関する問い合わせや体験版のご案内も製品ページから可能です。
著者:Lauren Beliveau
Carboniteデータ管理ポートフォリオ製品のマーケティングマネージャ。堅牢なデータ管理ソリューションの提供を中心に、企業のサイバーレジリエンスの向上に努めています。
Article · Sep 28, 2023